LINEスタンプ風の画像を作るプロンプトについて、生成サンプル、使い方、プロンプト全文、うまく作るコツ、などについてまとめました。
AIで作るLINEスタンプ風画像とは?
写真やイラストを1枚渡すと、その見た目を保ったまま、複数の表情を並べた1枚のシート画像をAIに作らせるものです。
- 元画像の顔立ち・髪・服・質感をそろえたまま、表情とポーズだけを変える
- 3×3の9マスに均等配置し、背景は透過を狙う
- 出力は画像生成AI(ChatGPT・Geminiなど)で行う
※動作確認は2026年7月時点、ChatGPTとGeminiで行いました。画像生成AIはモデルの更新で出力が変わります。
生成サンプル
以下の写真をもとに、LINEスタンプ風の画像を生成しました。
ChatGPTの場合
ChatGPTでは、元の写真より少し丸みのあるぬいぐるみに寄った質感になりました。背景はしっかり透過されました。
Geminiの場合
Geminiでは、元の写真の毛並みや雰囲気を比較的そのまま出力しました。背景は透過「風」の模様がついていたので、完全に透過したい場合は、他の画像ソフトなどで消す処理が必要です。
LINEスタンプ風画像プロンプト(全文)
使い方
- 写真やイラストなどの画像を1枚用意する
- 画像生成AIに写真を添付し、プロンプト(後述)を入力・送信する
- 9マス分の表情・ポーズが並んだ画像が出力される
プロンプト
以下のプロンプトを入力し、写真を添付して送信します。
添付画像のキャラクターを主役に、LINEスタンプ用の画像シートを1枚生成してください。
■ 最重要(他のどの指示よりも優先して厳守すること)
・添付した画像のテイストを絶対に損なわないこと。元画像が写真なら、9マスすべて写真のリアルな質感・ライティング・肌や素材の見え方をそのまま保つ。イラスト・アニメ・CG・3D風などへ変換することを固く禁止する
・元画像がイラストの場合も同様に、その絵柄・タッチをそのまま維持し、別の画風へ変換しない
・与えられた写真またはイラストを忠実に再現すること。元画像のキャラクターを別人・別キャラにしない
・特に以下を正確に保つ:顔立ち(輪郭・目の形・眉・鼻・口の形)/髪型・髪色/肌の色・質感/体型・頭身/服装のデザインと配色/全体の画風・質感・光の当たり方
・出力全体が、元画像と「同じ写真(またはイラスト)から切り出した別カット」に見えるようにすること。画風が元画像と少しでも異なる結果は不可とする
■ 出力仕様
・キャンバス:1024×1024px の正方形
・背景:完全に透明(アルファチャンネル付きPNG。キャラクター以外は影・地面・背景も含めて一切描かず、マスの間や周囲もすべて透過)
・レイアウト:3×3=9マスに均等配置。マス目の枠線は描かず、キャラクターだけを配置する
・マス同士の間隔:20px、縦横すべて完全に等間隔
■ 全マス共通の統一ルール(バラつき厳禁)
・9マスすべてで同一人物・同一キャラとして、顔・髪・服・配色・質感・画風を完全に統一する
・全マス正面向き。頭身・サイズ・画面内の占有率をそろえ、各マスの中央に配置する
・構図は全マス「胸から上(バストアップ〜腰上)」でそろえ、手や腕を使うポーズでも手が画面に必ず収まるようにする
・元画像に体や手が写っていない場合も、元の服装・画風に合った体・手を自然に補い、9マスで一貫させる
・文字は一切描かない(セリフ・フキダシ内の言葉も含む)。枠線・背景・影も入れない
・ただし各マスに指定したマンガ的な効果記号(ハート、怒りマーク等)と、④⑤の札の〇・✕マークのみは描いてよい。記号は文字ではなく図形として、キャラの近くに小さく添える
・札(ふだ)は、キャラが片手で持つ無地の白い長方形プレート。マークは太く明瞭に描く
■ 各マスの表情・ポーズと記号(左上から右へ、上段→中段→下段の順)
① にっこり笑顔で目は笑って閉じている + ハートマークを添える
② 口はへの字で怒っている表情 + 怒りマーク(青筋・いかりマーク)を添える
③ ウィンクしながら片手で「いいね(サムズアップ)」をする + キラッと輝きマークを添える
④ 〇(まる)マークが描かれた白い札を片手で持ち、目を開けてにっこり
⑤ ✕(ばつ)マークが描かれた白い札を片手で持ち、目をうるうるさせている
⑥ 目を見開き、口を大きく開けて驚いている + びっくりマーク(!マーク)を添える
⑦ 右手をあげて元気に挨拶・返事をしている笑顔(セリフ文字は描かない)
⑧ 左手の人差し指を口元に当てて考えている表情 + はてなマーク(?マーク)を添える
⑨ 胸の前で両手を合わせて謝っている表情 + 汗マーク(青い汗のしずく)を添える
うまく作るコツと注意点
- 「あなたはプロの〜〜です」というAIの性格づけや役割設定は、画像生成ではあまり効果がない(文章生成では効果がある)
- ピクセルなどでサイズを指定しても、数値のとおりにならない
- 同じプロンプト・同じAIモデルを使っても、生成のたびに細部は変わる
- 何度も生成し直すと、元画像や指示からズレてくる
- 生成がうまくいかないときは、チャットを新規にするか、設定からメモリそのものを削除してみる
生成AIに渡すプロンプト文そのものを、AIにブラッシュアップしてもらうのが良いです。
よくある質問(FAQ)
Q. 作った画像をLINEスタンプとして販売できますか?
このプロンプトはスタンプ「風」の画像を作るものです。実際に販売するには、LINE Creators Marketが定めるサイズ・枚数・審査の基準に沿って書き出しと申請が必要です。AIで作った画像を使う場合は、利用したAIツールの利用規約で商用利用の可否も確認します。
Q. 背景はきれいに透過されますか?
使うAIによります。ChatGPTでは透過されましたが、Geminiでは透過「風」の模様が残ることがあり、その場合は画像編集ソフトで消す処理が必要です。
Q. 同じプロンプトなら毎回同じ画像が出ますか?
出ません。同じプロンプト・同じモデルでも生成のたびに細部が変わり、繰り返すほど元画像からズレやすくなります。うまくいかないときはチャットを新規にして試します。