AIに全身が写った写真やイラストを1枚添付すると、キャラクターの見た目を1枚にまとめたリファレンスシート(設定資料)を作れるプロンプトを作成しました。この記事では、コピペして使えるプロンプト全文と、出力サンプルを紹介します。
生成サンプル
以下の画像で、リファレンスシートを生成してみました。現在はGeminiでの結果のみ紹介します。
Chat GPTの場合
Geminiの場合
使い方
- 全身が写った写真やイラストを1枚用意する
- 画像生成AIに画像を添付し、プロンプト(後述)を一部修正して送信する
- 全身4面図・カラーパレット・表情差分がそろったシートが出力される
キャラクターリファレンスシートAIプロンプト(全文)
以下のプロンプトにキャラクター名 説明文を入力し、全身が写った画像・イラストを添付して送信します。
プロンプトには、全身が写っていない画像だと生成を中断する判定を入れてあります。
【入力欄:ここを記入してから送信してください】
キャラクター名:
説明文(80文字前後):
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上記の入力内容と添付画像(イラスト/写真)をもとに、キャラクター設定資料(リファレンスシート)を1枚生成してください。
■ 最初に必ず実行:入力画像の判定ステップ
・まず添付画像を確認する
・添付画像が「バストアップ」「上半身のみ」「顔のみ」など、頭から足先までの全身が写っていない場合は、画像を生成せず、以下のメッセージだけをテキストで返信して処理を中断すること:
「添付された画像は全身が写っていないため、正確な設定資料を作成できません。足先まで写っている全身の画像を添付して、再度送信してください。」
・添付画像が「頭から足先まで完全に写っている全身画像」である場合のみ、以下の指示に従って生成に進む
■ 最重要(他のどの指示よりも優先して厳守すること)
・添付した画像のテイストを絶対に損なわないこと
・添付画像が実写写真の場合:イラスト化・アニメ風・CG風・3D風への変換を固く禁止する。実写(フォトグラフィック)のリアルな質感・肌のテクスチャ・衣類の素材感・照明を100%維持して生成する
・添付画像がイラストの場合:そのイラスト固有の絵柄・線画のタッチ・塗り(アニメ塗り、厚塗り等)を完全に模倣する
・添付画像の衣装・ヘアスタイル・髪色・目の色・体型・顔立ちを精密に反映し、別人・別キャラにしない
・出力全体が、元画像と「同じ素材から作られた設定資料」に見える画風で統一されていること
■ シートに描き込んでよい文字(これ以外の文字は一切描かない)
・タイトル1行目:入力された「キャラクター名」
・タイトル2行目:「Character Reference Sheet」
・説明文:入力された「説明文」
・全身図のラベル:「Right」「Front」「Left」「Back」
・表情のラベル:「Smile」「Cry」「Angry」「Surprised」「Confused」
・上記以外の文字は一切描かない。特にカラーパレットの各色に名前・ラベル(White, Cream, Brown, Pink など)を付けることを固く禁止する。セクション見出し、"Color Palette"などのラベル、色名、"px"やサイズ数値、記号「*」「#」もシートに描かない
・このプロンプト内の指示文・見出し・数値・記号を、シート上の文字として描画してはならない
■ 出力仕様
・キャンバスサイズ:横1024px × 縦1448px(A4縦の比率。この比率と解像度を厳密に固定し、変更しない)
・背景:白(無地)
・テキストカラー:黒
・高解像度かつ極めて鮮明に描画する
・シート内に描く文字(上で許可したもののみ)はすべて英語(アルファベット)にする(キャラクター名・説明文は入力言語のまま)
・区切りの枠線やマス目(グリッド)は描かない
■ 背景の透過(Original以外のすべての被写体)
・全身4面図(Right/Front/Left/Back)と表情差分5種は、すべて背景を透明(透過)にし、被写体だけを切り抜いた状態で白いシート上に配置する
・これらの画像に、元画像の背景(公園・木・ベンチ・地面・空など)や、四角い写真の枠、下地の色面を一切残さない。被写体の輪郭で切り抜き、周囲は白いシート地がそのまま見えるようにする
・例外:Original画像のみ、背景を含む添付写真をそのまま掲載する(透過しない)
■ 余白(全体をゆったりと。詰め込み厳禁)
・キャンバスの上下左右に、たっぷりと広い余白を取り、その内側に要素を配置する
・各セクション(タイトル/Original+説明文/全身図/カラーパレット/表情)の間は、ゆったりと広い間隔を空けて、風通しよく配置する
・タイトルの下にも広めの余白を空けてから次の要素を置く
・各被写体の周囲にも余白を取り、枠ぎりぎりまで大きくせず、周りに空きスペースを残す
・全体として「余白の多い、ゆとりのある、洗練されたレイアウト」にする。要素を大きくしすぎず、詰め込まない
■ 全体の統一ルール(最優先で厳密に守る・バラつき厳禁)
・シート内のすべての描画で同一人物・同一キャラとして、顔立ち・髪型・髪色・目の色・服装・配色・画風・塗り・線の太さ・質感を1つの例外もなく完全に統一する
・全身図・表情差分すべてで、頭身・体型・ディテールを完全に一致させる。同じ服・同じ髪型・同じ配色を全カットで維持する
・全カットで光の当たり方・彩度・コントラストをそろえ、統一された1枚のシートに見えるようにする
■ レイアウト構成(このレイアウトに固定する。上から順に配置)
【1段目:タイトル】
・1行目に「キャラクター名」を大きく太字で中央に配置
・その直下2行目に「Character Reference Sheet」を小さめ通常で中央に配置
・タイトルの下は広めに余白を空ける
【2段目:Original + 説明文(必ず左右2カラムで横並び)】
・左カラム:添付写真をそのまま加工せず配置する(表情・ポーズを変えないオリジナルのまま。背景も含めてそのまま。角を丸くし、細いグレーの罫線で囲む)。画像の下に「Original」と記載
・右カラム:入力された「説明文」をテキストで配置する(行間ゆったり)
・添付写真が横長であっても必ず左カラムに収め、右に説明文を置く2カラム構成を厳守する
・左右カラムの間、および画像の周囲にも余白を取る
【3段目:全身4面図(背景透過)】
・全身像を横1列に4つ、左から順に「Right」「Front」「Left」「Back」で並べる
・4面すべて背景を透明にし、被写体だけを切り抜いて白いシート上に直接置く(写真枠や背景を残さない)
・各画像の間隔は広めに、均等にそろえる。各キャラクターの周囲にも余白を残し、枠ぎりぎりまで大きくしない
・すべて直立のニュートラルポーズ・同一頭身にそろえ、各画像の下にラベルを記載
【4段目:カラーパレット】
・キャラクター本体(被写体)に実際に使われている色のみを丸型で横一列に並べる
・背景・地面・小物・環境の色は絶対に拾わない。キャラクター像そのものの配色だけを抽出する
・丸の数はちょうど5色に固定する(多くしすぎず、実際に使われている主要な色だけを5つ選ぶ)
・5つの丸は、最も薄い(明るい)色を左端に、最も濃い(暗い)色を右端に、明度順に左から右へ並べる
・各丸は完全な単色(ベタ塗り・グラデーションや模様なし)で塗る。丸の中に毛並みや写真的な質感・テクスチャを入れない
・各色に名前・ラベル・文字を一切付けない。色の丸のみを、広めの均等な間隔で並べる
【5段目:表情差分5種(背景透過・必ず横1行に収める・ゆったり配置)】
・バストアップ(胸から上)の表情を5つ、必ず一列・横1行に並べる。2行に折り返すことを固く禁止する
・5つすべて背景を透明にし、被写体だけを切り抜いて白いシート上に直接置く(写真枠や背景を残さない)
・各顔は小さめのサイズで描き、その分、顔と顔の間に広くゆったりとした間隔を空ける。隣の顔と接したり詰まったりしないよう、はっきりと離して配置する
・左右両端にも余白を残し、5つの顔+間隔が横幅の中央にバランスよく収まるようにする
・左から順に「Smile」「Cry」「Angry」「Surprised」「Confused」を並べる
・5つすべて同一の顔立ち・同一の画風・同一サイズにそろえる
・表情はいずれもLINEスタンプのように大げさ・コミカルに、感情を強く誇張して描く
・記号やエフェクト(ハート・汗・!マーク等)は一切添えない。表情そのもので感情を表現する
・各表情の下にラベル名のみを記載する
① Smile(満面の笑み。目を細め、口を大きく開けて元気に笑う)
② Cry(泣き顔。口をへの字に閉じ、目に涙をためて泣く)
③ Angry(怒り顔。口をへの字に結び、眉間にしわを寄せて険しく怒る)
④ Surprised(驚き顔。目を大きく見開き、口を大きく開けて仰天する)
⑤ Confused(困惑顔。口を閉じ、首をかしげ眉を寄せて大げさに困る)
画像生成プロンプトの注意点とコツ
- 「あなたはプロの〜〜です」というAIの性格づけや役割設定は、画像生成ではあまり効果がない(文章生成では効果がある)
- ピクセルなどでサイズを指定しても、数値のとおりにならない
- 同じプロンプト・同じAIモデルを使っても、生成のたびに細部は変わる
- 何度も生成し直すと、元画像や指示からズレてくる
- 生成がうまくいかない時は、チャットを新規にするか、設定からメモリそのものを削除してみる