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WEBサイトにダークモードを実装してみた

2026.07.24 更新

ダークモードについて、実装例、導入すべきかの判断、実装方法、などについてまとめました。

ダークモードとは?

まなびのすけのトップページを、ダークモード(左・黒背景)とライトモード(右・白背景)で並べた比較。どちらも同じロゴとアイコンが、背景色に合わせて表示されている。
図:ダークモード(左)とライトモード(右)

ダークモードとは、画面の背景を黒や濃いグレーに切り替えて表示する機能のことです。

Windows・macOS・iOS・Androidなどは、OS側でダークモード機能が備わっています。もしWEBサイトがダークモードに対応していれば、OS側の設定に連動してライト・ダークモードを自動的に切り替えて表示することができます。

ダークモードを選ぶ人

  • 光をまぶしく感じやすい人
  • 白背景で文字の輪郭がにじんで見える人
  • 暗い場所や夜間に画面を見る人
  • スマホの消費電力を抑える目的の人

ダークモードを選ばない人

  • 乱視により文字がにじんで見える人
  • ライトモードの方が慣れていて見やすい人
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ダークモードを選ぶ人・選ばない人のどちらも事情や好みがあるので、選択できる様にしておくのが良さそうです。

ライト・ダーク共通のブランドカラー設定は難しい

ライトモード・ダークモードで全く同じブランドカラーを使用すると、背景色とのコントラスト比が不足し、ウェブアクセシビリティのAA基準(視認性の基準)をクリアできない場合があります。

詳しくはウェブアクセシビリティの記事にまとめています。

AppleやGoogleも、モードごとに同系色のバリエーションを用意しているようです。

Appleの対応策

Appleは、単一の固定色ではなく、ライト・ダークで異なる値に切り替わる「セマンティック(役割)カラー」を採用しています。

Googleの対応策

Googleは、1つのブランドカラーを起点に最適なトーンを割り当てる設計を行っています。

  • 基準色から0〜100のトーンパレットを自動生成
  • UIの役割ごとに各モードで最適なトーンを割り当て(例えば、ライトモードでは暗めの「トーン40」にしダークモードでは明るめの「トーン80」にする、など)
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このサイトで使っているアクセントカラーの「緑」は、本当はライト・ダークで同色にしたかったのですが、アクセシビリティのAA基準(コントラスト)をクリアするために、モードごとに微妙に違う色を設定しています。

WEBサイトにダークモードを実装する方法

色をCSS変数として定義し、OS側のダークモード状態をCSSで判定するメディアクエリで切り替えます。

:root {
  --bg: #ffffff;
  --ink: #202124;
  --line: #dddddd;
}

@media (prefers-color-scheme: dark) {
  :root {
    --bg: #0f0f0f;
    --ink: #e8eaed;
    --line: #4a4a4a;
  }
}

以下を設定すると、スクロールバーやフォーム部品などブラウザの部品の色も切り替わります。

:root {{ color-scheme: light dark; }}
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このサイトでもOSと連携するダークモード設定を実装しました。

Webサイトにダークモードを導入すべきか?

ダークモードで見たい人は、すでにOS側の表示を「ダーク」に設定しています。そのため、Webサイト側もOSの設定に自動追従する仕様にしておくのが親切な設計です。

ただし、ブランドイメージの一貫性を最優先したい場合は、あえてダークモードに対応させず、デバイス環境が変わっても常に同じ表示・印象を維持するという選択もあります。

まなびのすけ

ダークモードは実装した方がいいと思いますが、色設計が結構手間なので、統一したブランドの印象づけをしたいサイトでは実装は難しそうだなと思いました。

よくある質問(FAQ)

Q. ダークモードにすると目の疲れが軽減されますか?

人によって変わります。光をまぶしく感じやすい人や、暗い場所で作業する人は、目の負担が和らぎます。一方で、乱視のある人はハレーションで文字がにじみ、視力に問題がない人はライトモードのほうが速く読めるという報告もあります。

Q. ダークモードにするとスマホ電力の削減になりますか?

有機EL(OLED)画面なら下がります。黒い部分が消灯して電力を使わないためです。ただし液晶(LCD)は常にバックライトが点灯するため効果は限定的で、削減幅も画面の明るさ次第です。パデュー大学の測定では、明るさ30〜50%で平均3〜9%にとどまりました。

Q. ダークモードのデメリット・注意点はありますか?

あります。乱視のある人は文字がにじんで見えやすく、読む速度が落ちることがあります。純黒と純白の組み合わせは輝度差が強すぎるため、背景は濃いグレー、文字はオフホワイトにして抑えます。濃い青や赤などの色は暗い背景で沈むので、明度を上げた色を別に用意します。

参考文献

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