まなびのすけ
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PageSpeed Insightsでこのサイトの表示速度を計測してみた

2026.08.16 更新

PageSpeed Insightsについて、ツールの概要、指標の見方、このサイトを計測した結果、指摘された改善点、実際に行った修正、などについてまとめました。

PageSpeed Insightsとは?

PageSpeed Insights のトップページ。ウェブページのURLを入力する欄と「分析」ボタン、読み込み時間の短縮をうたう見出しとイラストが表示されている。
PageSpeed Insights

URLを入力するだけで、Webページの表示速度とパフォーマンスを0〜100で採点してくれるGoogleの無料ツールです。

  • パフォーマンス・ユーザー補助・おすすめの方法・SEOの4つをスコアで表示
  • 表示速度は、Core Web Vitals(コア ウェブ バイタル=Googleがページの体験を測る中心の指標)で評価する
  • 「ラボデータ(試験環境での推定値)」と「フィールドデータ(実際の利用者の計測値)」の2種類ある
  • パフォーマンスのスコアはあくまで推定値、Googleが実際の評価に使うデータは、利用者の実測の方

主な指標

指標内容
LCP(Largest Contentful Paint)主要なコンテンツが表示されるまでの時間。2.5秒以内が目安
FCP(First Contentful Paint)最初のコンテンツが表示されるまでの時間
CLS(Cumulative Layout Shift)表示中に起きるレイアウトのずれの量。0に近いほど良い
TBT(Total Blocking Time)操作の受け付けをブロックする合計時間

計測結果と指摘内容

このサイト(まなびのすけ)のトップページを計測したところ、以下のような結果が出ました。

PageSpeed Insightsのデスクトップ計測結果。パフォーマンス66、ユーザー補助100、おすすめの方法77、SEO100。フィールドデータは「データがありません」と表示されている。
図:デスクトップの計測結果(パフォーマンス66)
PageSpeed Insightsのモバイル計測結果。パフォーマンス57、ユーザー補助100、おすすめの方法96、SEO100。フィールドデータは「データがありません」と表示されている。
図:モバイルの計測結果(パフォーマンス57)
  • パフォーマンスは、デスクトップ66点・モバイル57点
  • フィールドデータは「データがありません」=今回の数字はすべてラボの推定値

指摘内容(ざっくり)

  • 日本語フォント(M PLUS Rounded 1c)の読み込みによるレンダリングブロック(最大の指摘)
  • 静的ファイルのキャッシュが短く、再訪した利用者が無駄に再取得している
  • JavaScriptがレイアウト計算を繰り返している(ただし軽微)
  • 第三者Cookie=Google広告(AdSense)を読み込んでいる
  • 表示速度は、デスクトップは1.2秒前後と良好だが、モバイルは遅い(LCPが8.6秒・FCPが7.2秒)
まなびのすけ

フォントの読み込みとキャッシュ化を対応してみます。

パフォーマンス改善のためにやったこと

修正1)フォントを非同期で読み込む

  • フォントCSSの読み込み方法を、描画を止めない方法に変更
  • 取得が終わるまで、代わりのフォント(端末に入っている丸ゴシック系)で先に表示される
  • display=swapにより、フォントが読み込まれたら自動で入れ替わる(変更時に一瞬だけ字体が変わるが、同じゴシック体のためチラつきは軽微と判断)

修正前

<link rel="stylesheet" href="...css2?family=M+PLUS+Rounded+1c...">

修正後

<link rel="stylesheet" href="...css2?family=M+PLUS+Rounded+1c..." media="print" onload="this.media='all'">

修正2)静的ファイルのキャッシュ期間を延ばす

  • サーバーの.htaccessでCache-Controlを設定し、ファイル名にハッシュが付いた生成物は1年間キャッシュするように変更
  • ファイルの内容が変わると、ファイル名のハッシュは変更されるため、古いキャッシュが誤って使われる心配はないと判断

修正後の計測結果

上記修正を反映し、PageSpeed Insightsで再計測した結果は以下です。

PageSpeed Insightsのデスクトップ計測結果。パフォーマンス86、ユーザー補助100、おすすめの方法96、SEO100。フィールドデータは「データがありません」と表示されている。
図:デスクトップの計測結果(パフォーマンス86)
PageSpeed Insightsのモバイル計測結果。パフォーマンス58、ユーザー補助100、おすすめの方法96、SEO100。フィールドデータは「データがありません」と表示されている。
図:モバイルの計測結果(パフォーマンス58)
  • デスクトップは、パフォーマンス66点→86点に改善
  • モバイルは、パフォーマンス57点→58点に微増
まなびのすけ

デスクトップは改善しましたが、モバイルの方はボトルネックがLCPっぽいので、次はファーストビューまわりを見直す予定です。

よくある質問(FAQ)

Q. PageSpeed Insightsのスコアは何点あればいいですか?

目安は90点以上(緑)です。パフォーマンスの点数はラボの推定値で、Googleが実際に評価するデータは、利用者の実測(Core Web Vitals)です。点数だけを目的にせず、LCP2.5秒以内・CLS0.1以内などの指標目的にする方が良いです。

Q. フィールドデータが「ありません」と出るのはなぜですか?

そのURLに、実際の利用者の計測がまだ十分に集まっていないためです。フィールドデータはChromeの利用データを28日分あつめて作られるため、アクセスが少ないサイトや公開直後は表示されません。アクセスが増えると、少しずつ表示されるようになります。

参考文献

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